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ボランティアツアーで花植え4月29日 19時22分
ボランティア活動をしながら被災地の現状を学ぶツアーの一行が岩手県陸前高田市を訪れ、津波で建物が流された跡地に作られた花壇に花や木の苗を植えました。
東京や福岡などから集まった参加者28人は、29日は陸前高田市米崎町で、津波で建物が流された跡地に地元の市民団体が作った花壇を訪れました。
出迎えた地元の女性が、海から離れたこの地区にも津波が押し寄せ、多くの家が流されてしまったことを当時の写真を見せながら説明し、参加した人たちは真剣な表情で話を聞いていました。
そのあと、班ごとに分かれて花壇に穴を掘り、アジサイや菜の花などの苗を植えたり、雑草を取ったりしました。
去年もツアーに参加したという63歳の女性は、「わたしにできることは微々たるものですが、今後もボランティアを続けていきたいです」と話していました。
ツアーを企画した岩手県北観光の今井仁さんは、「被災地への支援の形はさまざまあります。がれきの撤去など街をきれいにするだけではなく、地元と交流してまた帰ってこられるような場所を作っていくことも必要になると思います」と話していました。
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▽ 被災地へのボランティアツアー人気 (4月29日 19時22分)
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