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栃木 ヤマメの大物釣り大会
4月29日 23時25分

栃木県那須塩原市の川で、釣り上げたヤマメの大きさを競う大会が開かれました。

大会は、地元の漁協が大型連休に多くの釣り人に訪れてほしいと、毎年、那須塩原市の塩原温泉を流れる箒川で開いています。
29日は朝早くからおよそ100人が訪れ、川岸に陣取ってさおを振り、大物を狙いました。
この川では、震災による原発事故の影響で、一時、魚から国の基準を超える放射性物質が検出され、釣りの解禁の延期も検討されました。
その後、再検査したところ基準を下回り、予定通り今月1日に解禁されましたが、この1か月ほどの間に訪れた釣り人の数は例年の4割ほどにとどまっているということです。
大会では体長29センチのヤマメを釣り上げた埼玉県の65歳の男性が優勝し、地元の旅館の宿泊券が贈られました。
塩原漁業協同組合の手塚秀人副組合長は、「今月行われた検査でも基準値を下回っているので、安心して箒川での釣りを楽しんでほしい」と話していました。

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