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【東京】お菓子食べて被災地支援 29日に台東 谷中の大行寺
岩手の「いかせんべい」、宮城の「志ほがま」、福島の「ゆべし」など、東北のお菓子を味わう「東北銘菓フェス」が29日、台東区谷中6の大行寺で開かれる。東日本大震災被災地の図書館などに本を送っている谷中の市民団体「一箱本送り隊」が主催。お茶とお菓子をいただきながら被災地に思いを寄せるという。 (丹治早智子) 隊員で福島県いわき市出身、小関祥子さん(33)が企画した。会社勤めの傍らイラストレーターをしている。今年二月、故郷の菓子のことをツイッターでつぶやいた。「ままどおるも好きだけどエキソンパイが私は好き」。思った以上に「私は○○が好き」「こんなお菓子もあるよ」などの返事が相次いだ。 上京して十三年。震災で、故郷への思いは強くなっていた。つぶやきを読むうちに「お菓子のイベントで故郷を支援できないか」と思い立ち仲間に相談、企画が生まれた。 フェス当日は、ツイッターで東北出身者らが推薦していた十五品を用意する。お茶やコーヒーも「気仙茶」など被災地ゆかりのものをそろえる。小関さん手作りの「東北銘菓マップ」も配布する。 「フェスを機に、気に入った菓子を取り寄せたり、現地に赴き食べたりしてもらえれば」と小関さん。正午〜午後五時。参加費千五百円。 問い合わせは当日のみ、小関さん=電080(3415)1509=へ。 PR情報
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