名鉄:名古屋駅前再開発、20年に着工…社長が会見
毎日新聞 2012年03月20日 02時04分(最終更新 03月20日 02時15分)
名古屋鉄道は19日、グループの新3カ年経営計画(12〜14年度)を発表した。リニア中央新幹線の東京−名古屋開通(27年予定)を見据え、名古屋駅再開発に関する基本計画の策定に着手する。
再開発の対象地域は、名駅に加え、名鉄百貨店、名鉄バスセンター、名鉄レジャックなどの約2万6000平方メートル。行政や周辺地権者などとの本格協議に入る。詳細は現時点では白紙だが、山本亜土社長は記者会見で「20年に着工し、27年には駅機能の整備を完成させたい」と見通しを語った。新3カ年経営計画では、14年度の最終(当期)利益目標を150億円とした。【高橋昌紀】