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 4年ぶりの武道館のステージで、気持ちよさそうに歌う絢香

 4年ぶりの武道館のステージで、気持ちよさそうに歌う絢香

(4/29)

 バセドー病の治療による活動休止から、昨年末に復帰した女性シンガー・ソングライター・絢香(24)が28日、東京・九段の日本武道館で、4年ぶりの全国ツアーの東京公演を行った。ファン1万2000人から「おかえり!」コールに「元気にしてた?待っててくれてありがとう」と感涙。夫で俳優の水嶋ヒロ(28)も客席で見守る中、19曲を歌い上げた。

 ライブ本編のラスト。真っ暗の中、武道館の中央に設置されたステージでたった1人、絢香はスポットライトに照らされた。マイクを静かに置き「はじまりのとき」をアカペラで歌い上げた。

 泣いた昨日 立ち止まった昨日 すべて明日につながる 目の前にある 扉を開けば はじまりのとき‐。このときを待ちわびた思いが歌詞に重なり、ほおを涙がつたった。

 絢香は09年4月、水嶋との結婚会見でバセドー病を発表。翌年から音楽活動を休止し治療に専念した。昨年末の音楽番組で活動を再開させたが、ライブは09年11月以来2年半ぶり、ツアーは08年9月以来となる。

 3時間のライブで、完全復活を印象づけた。ヒット曲「みんな空の下」などアンコールを含む19曲を歌い上げたが、息の乱れはなかった。1曲歌うだけで、息切れしていた2年前から考えれば、劇的な回復だ。関係者によれば「現在は薬も飲んでいない。ツアーにも医者も帯同しない」という。

 観客席正面の最前列では、夫・水嶋が見守った。自身の俳優活動をセーブして、常に寄り添ってきたが、この日も一緒に武道館入り。リハーサルから付きっきりで、妻を支えた。

 会場の「おかえり!」コールに絢香は「一度立ち止まったからこそ、今の自分がある。2年間『待ってるよ』という思いを送り続けてくれたみんなには“ありがとう”をいうより、歌に込めて届けるので、受け取ってほしい」と笑顔で答えた。ツアーは武道館を皮切りに、8月8日の横浜アリーナまで、14都市19公演を予定。全国のファンに「ただいま」を伝えに行く。

(デイリースポーツ提供)

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