- 1・C点とは
私どもの宇宙の最も本質的なものは時間と空間である。 だが、純粋な時間というもの、又、純粋な空間と言うものを客観的に正確に定義づけることは困難である。 だが、私どもが周囲を見回す時には多彩な物質が存在しており、その物質の存在により空間という広がりを考えることが出来、又その物質の変化により、時間と言う変化の流れを知ることが出来る。時間も空間も物質の存在により了解が可能となる。今、ここに物質Aというものを考えてみよう。
 私どもの空間は物質Aを考えることにより、2つに分割される。すなわち、物質Aと物質Aに非らざる空間非Aである。
ここでは、 |
1・AはAである。 1・非Aは非Aである。 1・Aは非Aではない。 1・非AはAではない。
| これはどうしようもない現実である。だがAと非Aとを分けるものは存在しなければならない。Aと非Aとを分けるものがないとすると、Aと非Aとは混合してしまう。ここではAと非Aとを分割するものは存在するのである。
 それをB面と名づける。B面はAであり、同時に非Aである。Aと非AはこのB面により分割される。このB面は純粋な平面であり厚さは無い。B面は表面であると同時に裏面である。この矛盾したB面を認めざるを得ない。それなしには、空間は成立しないのである。 では時間とは何か。それは、物質の存在とその物質の変化である。変化は次のように考えられる。
AがAであり、非Aが非Aのままであると、非変化であり、物質の変化は生じない。この変化としての持続、非変化としての瞬間の矛盾した要素の合一により時間が成立するのである。私どもは物質を考えることにより、時間と空間の合一を知るのである。 今、ここで改めて考えると、物質Aは空間非Aとなる能力を持っており、又、空間非Aは物質Aとなる能力を持っているのである。 さて、私たちは物質を破壊することによって、分子に達しました。そして分子を破壊することによって、原子に達しました。その原子を破壊することによって、もうそれ以上は破壊できない究極の存在として、素粒子に達しました。だがニュートンはさておき、相対論、量子論と素粒子論は進み、現在はひも理論に、そしてM理論に至っております。そして、次々と次元という考え方が導入されています。 3次元の空間、1次元の時間、合わせて4次元の宇宙までは考えられますが5次元とか10次元とか26次元とかの宇宙は考えられないのである。 そこで、これは空論になりますが、素粒子をと言うか、物質A、B面を無限に分割してゆき、最終的には空間に位置のみ有するところの有と無との両方の性質を持った点にまで分割してゆきます。この有と無を両方の性質を持った点をC点と言い、これが矛盾そのものですが、総ての出発点です。
- 2・C点によると
宇宙はC点の集合である。C点は空間に一様に分布しているのではなく、あるところは密に、あるところは粗に変化に富んだ分布をしている。 C点は又、エネルギーを持っている。そしてC点自身は体積を持たない点であるため、膨大な密度の、例えばこの宇宙全体の存在するC点総てであっても、そこに閉じ込めてしまうような超高密度のC点の集合も可能と思われるのである。 140億年前のビッグバーンにより、私どもの宇宙が生まれたと言われる。ビッグバーンは無からはじまったのではなく、そこにはC点の超高密度の集合体が準備されていたのであり、140億年前が私どもの宇宙の天地創造ではあっても、宇宙そのものはC点としてそれ以前にも存在していたと思われる。
ビッグバーンにより、この私どもの宇宙が始まり、種々の特徴的な星が生まれ、又私どもの太陽系が生まれ、地球が生まれ、そこに私ども生物も生まれた。だが140億年以前には物質が存在した証拠が無いので、時間も空間も存在していなかったと現在は考えられる。 ビッグバーンがC点の離れあう力による爆発ならば、ブラックホールは引き合う力による現象ではないだろうか。
C点は空間に位置のみ有するので、その単位となるC点というものはなく、C点1個、C点2個と言うように数えられず、その無の性質から0個から無限の多数まで考えられるのである。又、そのエネルギーも単位となるエネルギーと言うものはなく、矢張、0より無限大まで存在するのである。
物理学では分子、原子、素粒子と研究、観測、実験を繰り返してきました。しかし、結論には達していません。それは次元という考え方により、矛盾を否定しながら、真理を探究していることの限界があるからと思われます。最終的にはC点なのかも知れません。しかし、それは別にして、この複雑な宇宙を一定の基準を作ることで測定し、統計処理をすることで真理に近づいて来ました。宇宙は不可思議です。
C点が、どうして重力、電磁波力、強い力、弱い力となり、素粒子となり、原子となり、分子となり、物質を作るかは解りません。C点は有と無と両方の性質を持つと言う哲学的、または宗教的存在ですが、多次元で宇宙を説明しようとは考えていない。
- 3・C点は流動する
物質AはC点の集合です。物質Aがその存在を続けるためには、C点同士に離れ合う力と引き合う力、つまりエネルギーが必要であり、C点にはエネルギーがある。 物質Aは絶えず流動している。例えば静止しているような1個のリンゴを考えても、地球が自転しているので、円運動をしており、又、地球が公転しているので、螺旋運動をしており、又、宇宙が膨張しているので、と考えたりすると宇宙の総ての物質が流動しているのである。そして、この物質Aは、空間非Aとなり、空間非Aが物質Aとなる変化をしているので非常に複雑ではあるが、宇宙は正確に流動している。
物質Aは、空間の中に一定の広がりを持っており、これが固体であり、遺伝子を持った物質代謝を行う固体が生物であり、持たない固体が非生物である。液体、気体には一定の広がりを持っていない。空間非Aも様々であり、そこでAと非Aも多様でB面も絶えず変化し、流動している。
これらの変化は、弁証法の正・反・合という形式を考えると理解しやすい。

A(正)、非A(反)、A´(合)と考えられる。人間(正)そして酸素(反)を取り入れた人間(合)と言ったように総ての変化は説明可能なのである。C点による生死観では、遺伝子を持った物質代謝を行う空間の発生が誕生であり、その空間の消失が死である。
- 4・まとめ
時空の本質は矛盾であり、無限であるが、現象は流動して有限であるが矛盾はない。 最後に筆者は哲学解らず、数学解らず、物理解らず、宗教解らずの部外者であるが、空想癖のある頑固老人であり、乱筆乱文をお許しください。
著者 内科医 S・イマムラ
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関連サイト6:C点による般若心経 http://www016.upp.so-net.ne.jp/jikuron/cpoint_h/
関連サイト7:C点論における矛盾と無限 http://www016.upp.so-net.ne.jp/jikuron/cpoint_mm/
関連サイト8:C点論と仏教論 http://www016.upp.so-net.ne.jp/jikuron/cpoint_bukkyo/
関連サイト9:要約C点による時空論 http://www016.upp.so-net.ne.jp/jikuron/summary_cpoint/
関連サイト10:曼荼羅とC点論 http://www016.upp.so-net.ne.jp/jikuron/mandara/
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