日本ハムは２０日、本社を大阪市中央区から同市北区のオフィスビル「ブリーゼタワー」に移転すると発表した。周辺に散在するグループ会社なども集約して業務の効率化を図る他、大阪の玄関口である梅田に拠点を置くことで、本社機能の利便性を向上させるのが狙い。

　移転するのは、営業や事業など本社部門の他、システム開発・運用の日本ハムビジネスエキスパート（同市西区）やハム、ソーセージ販売の日本ハム西販売（同市浪速区）のグループ会社、ＩＴ戦略部門などで、約５６０人が対象。７月下旬から順次移転し、８月１５日から一斉に業務を開始する。本社移転は６８年に同市浪速区から現在地に移って以来２度目。【南敦子】