'12/4/27
生徒説明で「体売ってでも」
広島市南区の皆実高で24、25日にあった奨学金の説明会で、50代の男性教諭が奨学金の活用を勧める際、「消費者金融は、返済できないと男子は臓器を売って、女子は体を売ってでも返せ、となりかねない」と発言していたことが26日、分かった。同校は「事実に基づかず誤解を与えかねない」として参加生徒全員に謝罪した。
同校によると、進学に役立てる奨学金の説明会は放課後にあり、3年生の男女延べ182人が参加した。教諭は「奨学金の安心面と金利の有利さを強調したかった」と釈明したという。
同校は26日に外部の指摘で事実を把握した。平盛吉昭校長は「誤解を与えかねず、生徒には嫌な思いをさせて申し訳ない」と説明。近く全生徒の保護者にも文書で謝罪する。