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【国際】

米国で日本向けコメ増産へ 価格上昇で農家の意欲高まる

2012年4月28日 20時07分

 米カリフォルニア州で、作付け前の水田を見せる生産者団体幹部=2011年12月(共同)

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 米国で今年、日本向けのコメ(短粒種)の作付面積が増える見通しであることが28日分かった。米農務省がまとめた3月末時点の作付け計画調査によると、農家が短粒種の栽培を予定している面積は前年比16%増の2万1千ヘクタールで、2年連続のプラスとなる。

 東日本大震災と原発事故の後、日本国内では国産米の供給懸念が強まり、価格が上昇している。このため、日本の業者が米国で短粒種を確保する動きを強め、現地農家の作付け意欲が高まっているもようだ。

 日本の環太平洋連携協定(TPP)参加を視野に、米国のコメ農家は今後、短粒種栽培を本格的に拡大する可能性もある。

(共同)
 

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