巨人4選手が申し立て＝朝日新聞の人権委に―プロ野球

　プロ野球巨人は27日、新人選手の契約金をめぐる朝日新聞の報道について、社外委員で構成する同社の「報道と人権委員会」に是正措置を求める申し立てを行ったと発表した。球団は「事実無根の金額を書かれたケースもある」と主張し、訂正記事とおわびの掲載を求めた。
　申立人は球団の他、報道された6選手で、現在も所属する高橋由伸、阿部慎之助、内海哲也、野間口貴彦の4選手で、「このまま黙っていたら記事が本当だったように受け取られ、自分の野球人生を否定されてしまう」「悪いことをしていないのに悪いことをしたように書かれるのは腹立たしい」などの選手のコメントが添えられた。
　球団は朝日に対し、抗議文や質問状を送付。朝日は「取材は確かなもの」として謝罪や訂正の求めに応じていない。　

【関連記事】
【特集】防御率1点台、超一流投手の証明
【特集】打者たちの勲章 2000安打
【特集】「全国」夢のベストナイン〜古今のプロ選手で都道府県別チーム〜
【特集】「移籍Gメン」巨人に移った男たち
【特集】プロ野球「もしも、もしも・・・の物語」〜王貞治が阪神に入っていたら〜