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関越道でバス事故 32人けが
4月29日 6時28分

関越道でバス事故 32人けが
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29日午前5時前、群馬県藤岡市の関越自動車道で、大型バスが道路脇の壁に衝突しました。
消防によりますと、これまでに32人のけが人が確認されていて、このうち5人が重傷だということです。

29日午前5時前、群馬県藤岡市の関越自動車道の上り線の藤岡ジャンクション付近で、大型バスが道路左側の壁に衝突しました。
NHKのヘリコプターが現場の上空から撮影した映像によりますと、大型バスは車体の正面を高速道路の側壁が突き破るような形で大破し、左半分が道路の外にはみ出しています。
群馬県の高崎市等広域消防局によりますと、この事故でこれまでに32人のけが人が確認されていて、このうち5人が重傷だということです。
現場ではけがをした人たちを病院に搬送するため、けがの程度を現場で判断するトリアージが今も続けられていて、けが人はさらに増える見込みだということです。
現場には消防などの車が出て、レスキュー隊などが車内に閉じ込められた人を救出したり、近くにシートを敷いてけがをした人たちの手当てをしたりしています。
事故を起こした大型バスを運行する千葉県印西市の針生エキスプレスによりますと、バスは、28日夜10時ごろ、金沢市を出発し、東京の新宿に向かっていたということです。
バスは53人乗りで、45人の客を乗せていたということです。
事故直後に、バスの運転手から会社に電話があり、「社長申し訳ない。事故を起こしてしまいました」とだけ話し、詳しい状況の説明はなかったということです。
針生エキスプレスの針生裕美秀社長は「詳しくは分からないが、けが人が出るなどお客様にご迷惑をおかけし、大変申し訳ありません」と話しています。
この事故の影響で午前5時から関越自動車道の高崎インターチェンジと本庄児玉インターチェンジの間の上り線と、北関東自動車道の前橋南インターチェンジと高崎ジャンクションの間の西行きが通行止めとなっています。

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