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宮古のがれき 試験焼却の結果「安全」 秋田県、受け入れへ
秋田県は13日、東日本大震災で発生した宮古市のがれきの試験焼却の結果をまとめ、排ガスや焼却灰などに含まれる放射性セシウムは国や県の定める基準値を大きく下回ったと発表した。 試験焼却は3月26〜28日、大仙市の大仙美郷クリーンセンターで実施した。排ガスや灰、周辺の地下水に含まれるセシウムは検出限界値以下。焼却施設と最終処分場の周辺の土壌は1キログラム当たり9〜11ベクレルで、焼却前と変わらない値だった。 大仙市は15日、住民説明会を開いて試験結果を報告する。その後、県と市が協議し、問題がなければ、23日から年2600トンのがれきを受け入れる。 佐竹敬久知事は「災害廃棄物を安全に処理できることが科学的に裏付けられた。本格的な受け入れに向けて調整を進めていく」とのコメントを出した。
2012年04月14日土曜日
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