東日本大震災:災害がれき、三重も受け入れへ 両知事が確認書 /岩手

毎日新聞 2012年04月28日 地方版

 三重県の鈴木英敬知事らは27日、県庁で達増拓也知事と会談し、東日本大震災で発生した災害廃棄物(がれき)の広域処理に関する確認書を交わした。受け入れ開始時期や量については今後調整するという。

 鈴木知事のほか、県内での受け入れに合意した三重県市長会長の亀井利克・名張市長と同県町村会長の谷口友見・大紀町長が訪問。岩手県内のがれきのうち、木くず、廃プラスチックなど可燃物を受け入れ対象とすることや、放射性物質などの安全性の確保についてそれぞれの責任分担を明確化した確認書に両県知事が署名した。

 達増知事は「放射性物質の影響の懸念でさまざまな心配を受け入れ先の住民は持っているが、三重県では市長会、町村会としっかり連携しながら受け入れを検討してくれて感謝申し上げる」と述べ、鈴木知事は「県を挙げて応援していきたい。住民が懸念しているのは安全性の確保なので、基本的な事項を確認しながら調整を進め、具体的な事項について協定を結びたい」と応じた。【金寿英】

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