2012年04月24日

御徒町で2軒

/おたま家にて和風らーめん/中本御徒町にて北極やさいの麺少なめ/玄nomad@御徒町にて玄流塩らーめん/

 先週からお弁当が続いたので、たまには一息入れて、とランチでラーメン。
 居酒屋のランチ営業でラーメンを提供しているおたま家ホームページ)に行きました。
 暖簾をくぐり、水を打った階段を下り、忍者屋敷に入るかのようにかがんで店内に入るとさらに細い階段が続いていて。
 なにやら女性店員さんが足早に近づいてくるので、売り切れ?いや、まだお昼休みは始まったばかりだけど、と訝しがって言葉を待つと「炊き込みご飯が切れてしまって白飯になってしまいますが」とのこと。

 全く問題ありません。
 客間に行くとお客さんは全員女性、お喋りをしながらゆっくりと食事をされているので、お昼休みギリギリまでいるのでしょう。
 ランチメニューはおたま家御膳、鯛刺し茶漬け御膳、そしてラーメンの3種類だけでラーメンを食べているのは私だけでした。
 麺茹では奥の厨房ですが、盛り付けはカウンター内側の厨房、アイフォーンであれこれしながら待っていたので気になりませんでしたが10分ほど待ちました。

 和風らーめん850円、炊き込みご飯の炊き上がりが間に合ったようです。
 天然出汁(鰹、宗出節、アゴなど)のスープに極細麺を素麺のように泳がせてあるラーメン。
 トッピングは小さめのチャーシューと三つ葉のみ、素ラーメンと言うより懐石でいうところの吸い物の位置づけのようです。
 このラーメンをして「無化調で」と表現するほどラーメンのことを知らないわけではありません、そもそも、このお店に化学調味料自体が置かれていないでしょう。

 吸い物なので片肘ついて麺だけ手繰ればいいということではなく、器を口元まで左手で持ってきて食べますのでレンゲではなく器から直接スープを飲みます。
 ホッとする味わい、色々なお店を廻りたい飽きっぽい性格ですが、正直、ここのランチは毎日でも構いません。
 炊き込みご飯は初めっからお米に色が付いているかのように炊きムラが無く、全体的に薄味ですがしっかりとした味わいです。
 漬け物(香の物)は自家製ではないでしょうか、「居酒屋なんだから自家製は当たり前で、改めて自家製とは謳っていません」みたいな。

 そして夏でも食べられるおでんは半熟玉子、味の染みこみはほどほどで玉子は玉子として美味しい、みたいな。
 久しぶりにスープまで飲み干してご馳走様でした。
 居酒屋なので夜に飲みに来たいのですが、未だ夢が叶っていません。

 夜は中本御徒町、今月の中本全本支店巡りにむけてラストスパートです。
 店内待ち二人、店外待ち三人と店を間違えたかと思うほど空いていて、店員さんに先に食券を買うように案内されます。
 作り物の方が美味しいのは分かっているけど、たまには仕込料理を食べてみたいけど、それはそれで店員さんに悪いような気がして。

 それはそれとして、何を食べようかなぁと厨房の調理人を見ると、、、それじゃあ遠慮無く仕込料理にします。
 いったん外に出て並び直し、再び店内に入って席に案内されたのは10分後でした。
 サービスチケットでお願いしたウーロン茶を飲みながらラーメンの出来上がりを待ちます。

 スープもトッピングも仕込済みなので麺茹で時間だけで出来上がってきた北極やさい900円の麺少なめ、今夜の値段調整は半熟玉子110円。
 北極ラーメンからトッピングの茹でもやしを抜いて、味噌タンメンの煮込み野菜を乗せてあるだけに見えて、実際は乗せてあるだけです。
 ピュアに近い北極スープを味わうのは久しぶりで、辛さが構えていたほどでもなく、ちょっと雑味も感じてしまい、こんなだったかなぁと記憶を探したのですが見つからず。
 美味しいとは感じましたがもっと美味しいのを食べすぎてしまったようです。

 サッポロ製麺の中太麺はいい感じでするすると食べられます。
 御徒町店には北極玉子が無いので半熟玉子、激辛スープに半熟玉子が合うかというと、合うか合わないかを論じること自体が恥ずかしいほど。
 美味しければそれでいいんですけどね。
 スルッと食べてしまってご馳走様、御徒町店でまだ食べていないメニューってあったっけ。

 御徒町南口にほど近い玄nomad@御徒町(台東区上野)、nomadとは遊牧民の意味らしく、新店を立ち上げてはすぐに撤退するか人に譲ってしまう玄さんにぴったりです。
 イチオシメニューというかスタンダードメニューはどれかと店先に貼り出されたラーメン写真を見ると、塩味、醤油味、味噌味、つけ麺、等々どのメニューなのか分かりません。
 券売機の順番で決めるかととりあえず店内に入ると口頭注文に後会計でした。

 ハイボール、レモンサワーが一杯100円とサービスメニューになっていましたが、ぐっと我慢。
 オーダーしてお冷やを飲みながら店内を見渡します。
 カウンター6席、4人掛けテーブルが2卓、半分くらいのお客さんがラーメンの出来上がりを待っています。

 5分くらい待って玄流塩らーめん780円、醤油ラーメンとオーダーを取り違えたのかと思うほどでしたので店員さんに聞くと「モンゴル塩を使うと黒くなります」とのこと。
 無化調で自然食材がウリですが焦がしネギの香りが強すぎて他の食材の香りが分かりません。

 まあ別に香りはいいかと細麺を手繰ると結構長い、長めなのでダマになっているかと思うほどスープに絡みます。
 チャーシューに相当良い肉を使っているようでかなり美味しく、メンマに青菜、白髪ネギと糸唐辛子、板海苔は無いのね。
 スープは美味しいので少し多めに飲んでご馳走様でした。

posted by ふらわ at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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