最終更新: 2012/04/28 21:23

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秋にも自動車保険の料金制度が変わる可能性 事故で負担が大幅増

2012年秋にも、自動車保険の料金制度が変わる可能性があり、その場合、事故を起こしたドライバーの料金負担が、大幅に増えるという。
ドライバーには、さらなる逆風となる。
街のドライバーは、「それは困りますね」、「(最大で5割上がるという?)そんなニュースがあるんですか」などと話した。
新制度では、事故を起こしたドライバーには、より厳しいペナルティーを課すという。
たとえば、年間5万円の保険料を払っているドライバーが事故を起こした場合、現在の制度では、次の年の保険料は、およそ5万8,000円になる。
しかし、新制度が導入された場合は、およそ8万3,700円と、実に44%もの値上げになる。
ペナルティー期間は3年で、値上げ幅は、最大でおよそ5割にもなる。
FNNが取材した複数の大手損害保険会社は、2012年秋からの導入を検討していると答えた。
街のドライバーは、「(保険料は)10万円弱くらい(払っています)。5割くらい? 結構、厳しいですね」、「いきなり5割は、大きいですよね」などと話した。
この新制度導入の要因として、損保会社が挙げているのが、高齢者ドライバーによる事故の増加だった。
警察庁によると、この10年間で65歳以上のドライバーの交通事故は1.3倍で、75歳以上に限れば、実に2倍にのぼっている。
さいたま市西区の自動車修理工場「カーポートワイルドキャッツ」では、最近、高齢者が関係する事故車の取り扱いが増えてきているという。
修理工場の代表は「(高齢者が関係する事故車の修理が)年々ですね、増えてはきています。あり得ないような、普通に免許を持っている方なら、事故があり得ないような形で、実際に事故を起こしたとか」と話した。
街の人は「年を取ると、感覚がさ。大ざっぱな人は『えー、大丈夫か』と思って行っちゃうでしょうよ」などと話した。
しわ寄せを受ける形で、負担増となる可能性がある一般のドライバーは、「ちょっとしたことでも、次からたくさん払うよりは、(保険料を)細かく決めたらいい」、「(若い人で)車の購入をやめるのを考える人もいるんじゃないですかね」などと語った。

(04/25 18:44)


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