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日本初の純国産哨戒機「P1」が13年に沖縄基地へ配備(1)

サーチナ 4月27日(金)19時20分配信

 日本初の純国産哨戒機となる「P1」は2013年に海上自衛隊の沖縄基地へ配備される予定だ。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

 防衛省防衛研究所の飯田将史主任研究官は、「北朝鮮の核武装化や中国の台頭が進むにともない、日本を巡る安全保障環境は悪化している」と述べた。日本の領土が「脅かされている」地域は本土から遠く離れた無人離島である。

 沖縄は上海や台北から近い。首都である東京よりも近いほどだ。もしこの地域で紛争が起きれば、沖縄は日本の戦略物資の補給を行なう兵站基地となるだろう。ある議員は「中国の動向を自衛隊に把握させるために、防衛装備の更新はまず沖縄を最優先しなければならない」と述べている。

 海上自衛隊第5航空群司令・高橋忠義海将補は「中国船が日本の領海に侵犯しようとすれば、われわれは退去勧告を出し、日本領海への侵入を阻止しようとするだろう」と述べた。

 また、高橋海将補が指揮する部隊では、開発中の次期哨戒機「P1」が配備される見込みであり、警戒監視が期待されている。P1哨戒機の飛行速度は現行のP3C哨戒機よりもはるかに速く、対潜水艦哨戒能力も高まっている。また、老朽化した航空自衛隊のF4戦闘機を順次、F15へ更新していく予定だ。(つづく 編集担当:米原裕子)

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最終更新:4月27日(金)19時32分

サーチナ

 

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