社会
都暴排条例窓口への情報提供で初の逮捕
(東京都)
知人の名義を借り、東京都内で無許可で飲食店を経営したとして、暴力団の会長らが逮捕された。東京都暴力団排除条例によって設置された電話相談窓口への情報提供で初めての逮捕となった。
警視庁によると、暴力団「上州家会」会長の伊藤勝彦容疑者と、妻でフィリピン国籍のイトウ・マリア・メルセデス・コルドゥヴァ容疑者は、東京・足立区で、都から風俗営業の許可を得ずに、知人の名義を借りて飲食店を経営した疑いが持たれている。マリア容疑者は警視庁の調べに対し、「ヤクザだと営業の許可が出ないと思い、夫の友達の名前で店の許可を取った」と供述し、容疑を認めている。
伊藤容疑者らについては、去年末、東京都暴力団排除条例への電話相談窓口に情報が寄せられ、こうした情報提供による初めての逮捕となった。[ 4/28 3:31 NEWS24]