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最終更新:2012年4月28日(土) 5時23分

福島産きゅうり 産地偽装、業者名を公表

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 福島県産のきゅうりの産地を山形県産などと偽って表示し販売していたとして、東京都はJAS法に基づき、東京・足立区の青果の仲卸業者を公表するとともに、改善を指示しました。

 適正な表示を義務付けているJAS法に違反したのは、足立区の青果の仲卸業者「大兼文喜」です。

 東京都によりますと、大兼文喜は去年9月、福島県産のきゅうりが入ったおよそ360箱を「山形県産」や「岩手県産」と表示し、小売業者に販売したということです。

 東京都に対し、大兼文喜は「山形県産のきゅうりを必要な数、確保できず、余っていた福島県産を山形県産として販売した」などと説明しているということです。

 東京都はJAS法に基づき、大兼文喜に対し再発防止を指示する行政処分を行い、改善内容を報告するよう求めました。(28日00:40)

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