国連、日本の大陸棚拡大を初認定 国土面積の82%相当外務省は27日、排他的経済水域(EEZ、沿岸から200カイリ)外でも海底資源の開発権を主張できる大陸棚の拡大が、日本として初めて国連に認められたと発表した。太平洋4海域の計約31万平方キロメートルで、国土面積の約82%に相当。中国が「岩にすぎない」と指摘していた最南端の沖ノ鳥島(東京都)も認定の基点とされ、国連から「島」とのお墨付きを得た形だ。 これでEEZ内を含めた日本の大陸棚総面積(領海を除く)は約436万平方キロメートルとなる。政府はレアメタル(希少金属)採掘などへの期待感を強めており、国内法に基づいて新たな大陸棚を設定するための手続きを急ぐ。 【共同通信】
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