この測定は、水道の蛇口から毎日一定量の水道水を採取し、水分を蒸発させて濃縮したものを3ヵ月分まとめてゲルマニウム半導体核種分析装置を用いて分析したものです。
水道水の毎日の測定では検出できない微量の放射性物質を測定することができます。
毎日の検査との違いや、水道水の管理目標値の説明については放射能Q&Aをご覧ください。
当センターの測定は、敷地内の水道直結管の蛇口から採取した水道水を分析しています。
東京都水道局の浄水場の毎日の測定結果は、東京都水道局の公式ホームページで発表しています。
採水期間 | 採水量 リットル |
ヨウ素131(131I) Bq/kg |
放射性セシウム | |
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セシウム134 (134Cs) Bq/kg |
セシウム137 (137Cs) Bq/kg> |
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2012-01-04 ~ 2012-03-30 | 92 | ND(不検出) | 0.0032 | 0.0039 |
(参考)水道水の管理目標値※1 | / | / | 10 | |
(参考)原子力安全委員会が定めた飲食物摂取制限に関する指標※2 | / | 300 | 200 |
※1 厚生労働省では、「水道水中の放射性物質に係る管理目標値の設定等について」で、水道水中の放射性物質の管理目標値を設定しており、放射性セシウム10Bq/kgとしています。
厚生労働省、水道水中の放射性物質に係る管理目標値の設定等について
(平成24年3月5日)
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000018ndf.html
※2 原子力安全委員会が「原子力施設等の防災対策について」で、飲食物の摂取制限に関する指標(飲料水)を示しています。指標は、放射性ヨウ素-131(131I)が300Bq/kg以上、放射性セシウム(Cs)が200Bq/kg以上です。
原子力安全委員会、原子力施設等の防災対策について
(昭和55年6月、平成22年最終改訂)
http://www.nsc.go.jp/shinsashishin/pdf/history/59-15.pdf (2.5MB)