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唐氏“中日関係に妨害の動き”
4月27日 20時53分

唐氏“中日関係に妨害の動き”
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中国で長く対日政策に関わり、中日友好協会の会長に就任した唐氏は、27日、仙台市で記者団に対し「中日関係がよい方向に発展しているときに、邪魔したり、妨害したりする動きが出てくる」と述べ、東京都の石原知事が沖縄の尖閣諸島を都が購入したいという考えを表明したことなどに不快感を示しました。

唐家*セン氏は、中国の外相や外交政策を統括する国務委員を歴任した知日派で、先月、中日友好協会の会長に就任しました。
唐氏は、国交正常化40周年を迎えた日中両国の友好ムードを盛り上げようと、今月22日に来日し、27日は、東日本大震災の被災地の仙台市で、仮設住宅の住民にパンダの縫いぐるみを贈るなどしました。
このあと、唐氏は記者団に対し「中日関係がよい方向に発展しているときに、いろんな雑音が入って邪魔したり、妨害したりする動きが出てくる」と述べ、東京都の石原知事が沖縄の尖閣諸島を都が購入したいという考えを表明したことなどに不快感を示しました。
そのうえで、唐氏は「障害を乗り越えて健全な方向に持って行くため、双方が同じ方向に進む必要がある。せっかく中日関係が発展しているのだから、その成果を大切にしなければならない」と述べました。
(*センは王へんに「旋」)

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