ポリオ:不活化ワクチンを承認、9月から導入 厚労省

毎日新聞 2012年04月27日 20時26分(最終更新 04月27日 23時44分)

厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=武市公孝撮影
厚生労働省が入る中央合同庁舎第5号館=武市公孝撮影

 厚生労働省は27日、フランスのワクチンメーカー、サノフィパスツール社に対し、ポリオ(小児まひ)単独の不活化ワクチンの製造販売を承認した。9月から乳幼児の定期接種に導入される。接種は原則、公費負担となる。

 今回のワクチンは同社が1982年から販売し、海外86カ国で承認されている。日本で定期接種に使われている生ワクチンは、まれに手足のまひが生じる恐れがあり、厚労省は副作用の危険がない不活化ワクチンへ切り替えることを決めている。【井崎憲】

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