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名門・都立戸山高校から武蔵野音大に進み、オペラ歌手を目指していた風祭ゆき(1953年生まれ)の名が世間に知られたのは、1980年、にっかつロマンポルノ『赤い通り雨』でのデビューだった。当時のことを彼女自身が振り返った。(週刊ポスト2002年8月30日号より)
* * *
デビューのきっかけとなったのは、母を連れてグアム旅行ができるという誘いに乗って撮った雑誌でのセミ・ヌードだった。だが、ロマンポルノ出演にはとまどいがあった。そんな彼女を後押ししたのは映画監督・大島渚の「やればいいじゃないか。所詮、女優なんて肉体労働なんだから」というひと言だったという。
「最初は、恥ずかしがっちゃいけないなんて肩肘張っていたんですけど、みんな映画づくりに夢中で、気づいたら私も映画づくりに夢中になっていました。あの頃は青春そのものでしたね」
ロマンポルノにしては珍しく演技派という肩書きがつけられた彼女は、1985年、芸術座で行なわれた森光子主演の『雪まろげ』で舞台にも進出し、女優としても活躍。
では、当時の私生活はどうか。
「ロマンポルノに出る時に恋人はいたんですけどねェ……。でも、心をスカスカさせないためにも恋はしていたいなァ。肉体関係があるなしじゃなく、お互いに感性を刺激し合える状態でいられたらいいですね。今は飼っている3匹のイヌの体を手でスリスリして紛らわせているの(笑い)」
演技派ロマンポルノ女優・風祭ゆき 恋人代わりに犬をスリスリ