「マツコ&有吉の怒り新党」(テレビ朝日系)は、マツコ・デラックス幹事長と有吉弘行政調会長が並ぶ濃い編成ながら、いつのまにか総裁秘書担当の夏目三久の眉毛が一番濃くなっていたという思いもよらない展開だ。
そもそもこの「怒り新党」は、夏目アナが日テレ退社後の初レギュラー番組。マツコ、有吉というはかりしれない毒を含んだキャラクターを同じ土俵にぶちこみ、互いに食い合わせ、最後に生き残った最も生命力の強い一匹を用いて呪いの術式をする…て「蠱毒(こどく)」か!? みたいなシチュエーションを仕切るとしたら、いったい誰なのか。
そこで夏目三久である。かつてサガミオリジナルなるものを手にしてニッコリと微笑む写真が流出。それが原因で日テレを退社したのかどうかは知らないが、彼女もやはりスネに、心に傷持つ者。フリーになって初の仕事場に、蠱毒の器を選ぶ度胸は尋常ではない。
そもそも番組が始まった当初は、いわゆる平均的女子アナヘアスタイル=ボブカットだった夏目ちゃん。ところがある日突然前髪のラインがデコ上方部に。
「あっさりそんな髪型にするあんたは、戦ってるよね」とマツコに一目置かれる。そのころから眉毛も徐々に太さを増し、髪をアップに結った時は「オードリー・ヘップバーン狙ってんじゃねぇか?」と、さんざんつっこまれていたのも束の間、今度はバッサリとショートカットに(有吉いわく「アンガールズの田中さんですか?」)。「せっかく好感度も上がって来たのにそんな髪型にするなんて…」と、驚きを通り越してあきれるマツコと有吉だ。