ＡＫＢの夏！水着姿サマーソングＰＶ初公開

　人気アイドル集団、ＡＫＢ４８の新曲「真夏のＳｏｕｎｄｓ　ｇｏｏｄ！」（５月２３日発売）のプロモーションビデオ（ＰＶ）とジャケット写真が１８日、初公開された。ＰＶは卒業を発表した前田敦子（２０）ら傷を負った選抜常連組を次世代メンバーが救い、新旧入り乱れたＡＫＢ史上最多の３６人の選抜メンバーが水着姿で歌い踊るサマーソング。一昨年の「ポニーテールとシュシュ」、昨年の「Ｅｖｅｒｙｄａｙ、カチューシャ」に続き、３年連続でセクシーに夏の歌謡界を盛り上げる。

　恒例の５月発売の新曲ＰＶは、今年も水着姿のメンバーが歌い踊る。

　チーム４の島崎遥香（１８）ら次世代を担う若手１５人が初の選抜入りを果たし、ＡＫＢ史上最多となる３６人の選抜メンバーが参加する同曲。ＰＶは映画「ローレライ」「日本沈没」などを手掛け、アニメや特撮でも手腕を発揮する樋口真嗣氏（４６）が監督を務め、２月に常夏のグアムで撮影された。

　テーマは「地獄」と「天国」。前田や大島優子（２３）ら、ボロボロの衣装をまとい傷だらけの「守り」と呼ばれる選抜常連組の１８人に、渡辺麻友（１８）やＳＫＥ４８の松井珠理奈（１５）ら「攻め」の若手メンバー１８人が救いの手を差し伸べ、その先の未来を想像させる−といったストーリー。

　同曲は、エースの前田が不参加を表明して注目が高まる「第４回選抜総選挙」（６月６日、東京・日本武道館）の投票権が封入される通算２６枚目のシングル。総選挙の投票対象楽曲「ポニーテールとシュシュ」「Ｅｖｅｒｙｄａｙ、カチューシャ」に続く恒例のサマーソングで、「ポニーテール−」のＰＶを撮影した同じビーチで白のビキニ姿の３６人が歌い踊る。

　フォーメーションにも注目だ。３月２４日のさいたまスーパーアリーナ公演で初披露された際には次世代メンバーによるパートで渡辺がセンターを張り、ＰＶでも渡辺が次世代を牽引。新旧メンバーはペアになっており、渡辺は傷ついた前田を背負って励まし、２人は主役級を演じている。

　同曲が前田のラストシングルになるかは未定。ＡＫＢは２月に発売した「ＧＩＶＥ　ＭＥ　ＦＩＶＥ！」で女性アーティスト最多となる６作連続通算７作目のミリオンを達成。前田が卒業を発表してＡＫＢの今後が注目される中、次世代メンバーが台頭して世代交代を予感させる新曲で、さらなる記録更新をめざす。

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