館山署(中村正幸署長)と館山市、南房総市、鋸南町は25日、暴力団を排除するための協定書を締結した。3市町では暴力団排除条例をこの3月に制定。協定書では、実際の条例運用に向けて、暴力団員の情報提供など必要な内容が定められている。

社会全体で暴力団を追放することを定めた同条例では、公共工事からの暴力団排除などを定めた。協定書では、入札に参加する人が暴力団員かどうかの市町村の照会に対し、警察が文書で回答することなど、運用にあたっての警察側の支援、協力体制が盛り込まれている。

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