アクセラレータとは、webページ上の文字などをマウスで選択すると、　このようなアイコンが出てきますが、そのアイコンをクリックすると、選択した文字を検索したり、選択した文字が住所の場合は、地図を検索したりできます。

僕はこの機能は結構便利だと思っています。

例えば、いままでは、ネットサーフィンや何か調べ物をしているときなどで、見ているページの中に何か気になる単語が出てきた場合、その単語をマウスだけを使って調べるには、
１．単語をマウスで選択
２．右クリックでコピーして
３．新しいウィンドウを開いて（ファイル→新規ウィンドウ）
４．Googleを開いて
５．コピーした単語を貼り付けて（右クリック→貼り付け）
６．検索ボタンをクリック
のようにしていました。
（もちろん、キーボードのCtrl+C,Ctrl+N(T),Ctrl+V,Enterなどすれば、マウスを使うよりも早いですが・・・）

アクセラレータ機能を使うといままで６回作業していたのが、
１．単語をマウスで選択
２．[アクセラレータ]ボタンをクリック
３．[Googleを検索]をクリック
と、半分の作業でいままでと同じ作業ができます。
（これは僕の体感上、キーボードを使うより早いです。）

アクセラレータの設定をしない状態では、アクセラレータの項目は下の図のように、「Bingでマップ」「Bingで検索」「Googleで検索」「ブログ（Windows Live スペース）」「電子メール（Windows Live Hotmail）」のように複数の項目があります。



また、Google Mapで住所を検索したい場合は、[アクセラレータ]ボタンをクリックして、さらに[すべてのアクセラレータ]にマウスのカーソルを持っていき、そこから[Map with Google Maps]をクリックしなければなりません。


これらは少し面倒くさいと思われるかもしれません。
これらを回避するために、アクセラレータの設定を紹介したいと思います。

IE8の[ツール]メニューの[アドオンの管理]をクリックします。
左側の[アクセラレータ(A)]をクリックします。
[Map with Google Maps]以外の状態を無効にします。 状態を無効にするには、たとえば、[ブログ(Windows Live スペース)]を無効にしたい場合は、その箇所をクリックして選択し、右下にある[無効にする]をクリックします。
[Map with Google Maps]以外の状態が無効になっていることを確認します。
そして最後に[Map with Google Maps]の状態を規定に設定します。 状態を規定に設定するには、[Map with Google Maps]をクリックして選択し、右下の[規定に設定(U)]をクリックします。
最終的には右図のように、[Map with Google Maps]の状態は[規定 ]となって、その他の状態は[無効]となっているはずです。 このようになっていたら、右下の[閉じる]をクリックして[アドオンの管理]ウィンドウを閉じてください。
最後に確認です。 不要な項目は削除し、[Map with Google Maps]がアクセラレータボタン1回クリックしただけで出てくるようになれば、完了です。

いかがでしたか？
僕はGoogle派ですので、このようなGoogleを例にした紹介となってしまいましたが、GoogleじゃなくてYahoo!がいいという人も同じようにできるはずです。