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私が実践し、禁煙
軽いタバコに体を慣れさせ、電子タバコを併用して煙草の本数を減らして行くのが、 |
電子タバコとは?
電子タバコ(でんしタバコ)とは?
電力を消費して霧状の気体を発生させる、霧の吸引機です。
ニコチンを含む液体を使用する事で、従来のタバコとしても使用できます。・・ただし、国内で
販売されている電子タバコは、薬事法により、その全てはニコチン無しのものです。
概要
専用カートリッジ内の液体を電気的に霧状化し、その微粒子を吸引する事で、
タバコの代替とする製品です。いわゆる一般的なタバコとは異なり、
火気を用いない上に、燃焼に伴うタールや一酸化炭素なども発生しません。
またタバコの先端から副流煙が発生しないため、他人に迷惑をかけず、
自身の健康を害する事もないタバコ代替製品として、2008年頃から日本国内においてもメディアなどで取り上げられ、脚光を浴びています。
健康への意識向上と、近々タバコが値上げされる状況にある事から、
いろいろな製品が市場に投入され、今人気の商品となっています。
構造と仕組み
形状は葉巻型、パイプ型、紙巻煙草型など様々ありますが、構造的にはすべてほぼ同じで、
「充電式バッテリー(蓄電池)」と「噴霧器としての本体」、「希釈液を含んだカートリッジ(フレーバー)」から構成されています。
バッテリーは、ほとんどのものがリチウムイオンバッテリーを使用しており、多くのものは
継ぎ足し充電が可能となっています。・・充電しないで使い捨てのタイプも多々あります。
カートリッジをケースから取り出して、充電済みのバッテリー本体と共にカートリッジにセットし、マニュアルタイプではスイッチボタンON、オートタイプでは吸い口から吸引すると、、
自動的に気流センサーが反応して、カートリッジ内の液体を霧状化し、吸い口から霧状の希釈液を噴出します。
この際、吸引した程度では霧状(ミスト)のままのため、そのまま吐き出すと実際の煙の様に見え、これを肺まで深く吸引した後に吐き出しても、実際の煙草同様に煙として見えます。
・・ミスト[煙]が不完全な製品では、見えにくいものも存在します。
これは、噴射されたミストの粒子が煙草の煙の粒子とほぼ同じ大きさのため、水分吸収されにくく、長く残るためであり、また、色や煙(ミスト)の状態や、長く煙(ミスト)が空気中に漂って、実際の煙と同様に見えのも、同じ理屈によるためです。
・また、吸引すると同時に先端の赤色LEDが発光し、本当に火をつけて吸っている様に見え、雰囲気をより一層醸し出すように、工夫されています。
・更に、カートリッジあるいは詰め替え用のリキッドは、ニコチン含有量によって数種類用意されています。勿論ニコチンを含まないものもあり、国内で流通している製品は、薬事法に抵触する為、その全てはニコチンを含んでいません。
・また、ニコチン量以外にも、果物の香りといったタバコ以外の香料を配合したカートリッジ、あるいはリキッドが用意されている製品もあります。
電子タバコを禁煙に利用
電子タバコは、普通のタバコでも禁煙具でもない1つの嗜好品であるとの位置付けですが、
上記の性質から、禁煙に利用する事ができ、今盛んに禁煙グッスとして活用されています。
一般的な禁煙プログラムは、ニコチンの多いカートリッジから始め、徐々に、ニコチンの少ないカートリッジへ移行し、最終的にはニコチンを含まないカートリッジに移行する事で、ニコチン依存から効率的に脱却できると言うものです。
ニコチン依存がよほど強くない限り、実際の煙草を吸っているのと同様の感覚が得られるため、電子タバコで禁煙できるという事が考えられています。
■禁煙効果
販売業者によっては、その禁煙効果を大きくうたっている所もありますが、基本的に、
ニコチンなしの電子タバコについては、香料の含まれる気体を吸うのみであるため、
電子タバコ単独では、完全禁煙に移行し得なくて、ニコチン摂取量低減などの医療的な効果はほとんど期待できず、口寂しさを紛らわす心理的効果に留まるものと言われています。
先ず、軽いたばこで、体の低ニコチン化を図った後で、
電子タバコを併用してニコチン依存から効率的に脱却して行く必要があります。
いずれにしても、深刻なタバコ依存を改善する禁煙治療には、
禁煙外来などの専門医へ相談する事が推奨されています。
国内での使用上の注意点
基本的に本物のタバコとは異なりますが、ニコチンが含まれているものについては、
未成年者や妊婦、授乳中の女性、その他喫煙経験のない者や医師から喫煙を禁止されている者等の利用は、当然ですが不適切と言えます。
また、タバコではないため、公共の禁煙区域においての使用は、厳密にはルール違反ではありませんが、現在は、まだ電子タバコそのものの一般への認知度は低く、公共の場での使用は周囲の人に誤解を与える恐れがあり、みだりに使用する事は控えるべきなのでしょう。
職場や公共の場において使用する際には、周りの人にまず理解を求める事が必要です。
■電子たばこへの、公共交通機関の対応
本物のたばこではない電子たばこですが、公共交通機関では対応が異なります。
・・一部の航空会社や鉄道ではニコチンを含まない電子タバコの禁煙席等での使用を公に認めています。
・日本航空は、JTが5月から販売を始めた”無煙たばこ”の機内利用を認めていますが、「電子たばこは、蒸気が出る電子機器。飛行に影響を与える可能性は否定できない」と、禁止の扱いです。
・全日空でも、”無煙たばこ”を既に禁止しており、したがって、電子たばこも「他のお客様の快適性を損ねる恐れがある」として、使用禁止です。
一方、
・JR東日本は、「禁止まではしていないが、混雑した車内や他のお客様との兼ね合いで、自粛をお願いすることはありうる」と、しています。
・JR東海も、「現場でお声を掛けさせて頂くことがあるかも知れないが、禁止はしていない」と、状況を見守る方針です。
・JR北海道は、「煙に見えるため、他の乗客に誤解を与える」として、2009年4月30日、列車内(白鳥など道外直通列車は除く)や、駅施設内の禁煙エリアにおいて電子タバコの使用禁止を発表し、翌5月1日より実施しています。
平成21年4月30日 JR北海道では、列車内および駅施設内の禁煙エリアにおいての「電子たばこ」 1.「電子たばこ」の使用禁止エリア 2.使用制限の理由 3.使用制限の実施時期 |
国内での購入に関して
日本国内では、中国製の製品が輸入代理店などを経由して販売されていますが、
ニコチン入りの電子タバコを国内で販売する事は薬事法に抵触する為、国内の業者が販売している製品はその全てがニコチン無しのものです。
オークションなどでニコチン入りの電子タバコが売られている事もありますが、薬事法から、
自身の所有する電子タバコを人に譲渡したり売ったりしたいと考える場合には、要注意です。
したがって、ニコチン入りの電子タバコを入手したければ、海外ショップから個人輸入をしなければなりません。・・ただし、薬事法により、ニコチン入りのカートリッジやリキッドの輸入は一ヶ月の個人消費量以内と制限されています。
■法律上の観点
法律上は特に定義されていませんが、電子タバコの使用は喫煙行為に準ずるとして、
”未成年者への販売を控える”と表明している販売店も出ていて、注目を集めています。
電子タバコが、喫煙具だけではなく、ニコチン無添加の風味を楽しむカートリッジがあり、
各種菓子味など、禁煙を志す人の他、未喫煙者にとっても魅力的な風味がある事も、
電子タバコが脚光を得た要因になって、新しいト嗜好のトレンド品の対象ともなっています。
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