登校中の列に車 小学生1人重体4月27日 9時21分
27日朝、千葉県館山市で、登校中の小学生の列に軽乗用車が突っ込み、1人が意識不明の重体となっています。警察は運転していた20歳の男をその場で逮捕しました。
27日午前7時半すぎ、千葉県館山市大賀で、登校中でバス停の近くにいた小学生4人の列に軽乗用車が突っ込みました。
警察によりますと、この事故で小学1年生の6歳の男の子がはねられて市内の病院に運ばれ、意識不明の重体となっています。
ほかの児童3人にけがはないということです。
この事故で、警察は軽乗用車を運転していた館山市内の飲食店従業員の20歳の男を自動車運転過失傷害の疑いでその場で逮捕しました。
警察によりますと、当時、小学生4人が保護者2人に付き添われてバス停の近くにいたということです。
現場は緩やかな右カーブで、警察の調べに対し、男は「カーブを曲がりきれなかった」と話しているということです。
警察は当時の状況を詳しく調べています。
館山市教育委員会の話によりますと、27日午前7時半すぎ、千葉県館山市大賀のバス停の近くで館山小学校の児童5人が通学中の列に乗用車が突っ込み、小学1年生の男子児童1人がけがをして救急車で病院に運ばれているということです。
ほかの4人の児童にけがはないということです。
教育委員会では情報を収集しています。
バス停の近くに住む65歳の女性は、「家にいたら大きな音がして、女性の大きな泣き声がしたので外に出たところ、バス停の看板が道路上に散乱していて5メートルほど先の道路脇に車が止まっていました。バス停の近くでは女性が子どもの上に覆いかぶさって泣いていて、その脇では運転手が女性に対して『すみません、すみません』と繰り返し謝っていました」と話していました。
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