現代重工業、世界最高効率の太陽電池開発

 現代重工業は24日、太陽エネルギーをエネルギーに転換する効率(変換効率)を世界最高の19.7%まで高めたセレクティブ・エミッター(SE)太陽電池を開発したと発表した。

 同社のSE太陽電池はこのほど、ドイツのフラウンホーファー太陽エネルギーシステム研究所の認証を取得した。

 これまで変換効率が最も高かったSE太陽電池は、業界最大手の中国企業、サンテック・パワー(尚德太陽能電力)が開発した変換効率19.6%の製品だった。SE太陽電池は、サンテック、京セラ、ショットソーラー(ドイツ)などが技術開発を競う次世代太陽電池だ。

 現代重工業が開発した製品は、サンテックが開発した5インチSE太陽電池に比べ効率が高く、大きさも1インチ大きい。現代重工業の李忠東(イ・チュンドン)副社長(グリーンエネルギー事業本部長)は「太陽電池1枚当たりの発電能力を既存製品に比べ57%高めた」と説明した。

崔源奎(チェ・ウォンギュ)記者
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