小沢一郎元代表への判決の朝、東京・霞が関の東京地裁には、1800人を超える傍聴希望者が詰め掛けた。
鎌倉市から来た自営業の菅原政夫さん(60)は「『こうだろう』ということと、証拠がきちんとあることとは違う。見込みで裁判をしていて、もともと無理がある」と話し、無罪判決を期待した。
一方、元代表の論告求刑公判も傍聴したという女性(64)は、「悪いことをして平気でいられるのが信じられない。判決は有罪を望んでいる。もう小沢さんには政治をしてほしくない」と語った。
地裁によると、一般傍聴席46席に対し、集まった希望者は1843人だった。
[時事通信社]