クイック教育システムズ

私は、大学入学当初から警察官を志望していたので、最初のほうは自分でテキストを買って勉強をしていました。しかし、実践的な模擬試験をやっていく中で、点数が伸びなくなり、毎回時間が足りないということで悩んでいました。
　そんな時、大学の就職課に相談したところ、クイックシステムズの学内講座を薦められ、受講することにしました。私が受講をしようと思った一番の理由は、クイックのテキストがとてもコンパクトにまとめられている点でした。公務員試験は出題範囲がとても広いので、どうしても独学だけでは重要なポイントを抑えることは難しいのですが、クイックのテキストは「試験に出るところ」がしっかりの載っているので、わかりやすい事はもちろん、私にとってとても心強く感じました。
　大学3年の春休みには、学内講座とは別に、「地獄の特訓塾」にも参加しました。学内講座だけでも充分だったかも知れませんが、私は確実に教養試験で点数が取れるようになりたい、そして来年絶対警察官になりたいという気持ちが強かったので、あえて厳しい勉強期間を自分に設けるつもりで受講しました。

私は、学内講座は何度か欠席をしましたが、ビデオなどで補い、追いつくようにしていました。学内講座は毎週土曜日の午後だったので、土曜日は午前中から大学に行き予習をして講座に望みました。大切にしていたのは、何よりも「復習」でした。「一般知識」はその日にやった問題を、解説を含めてコツコツ暗記するようにしました。数的処理などの「一般知能」はとにかく時間勝負の分野なので、講座では与えられた時間内に解くことを心がけ、自宅では講座やった問題、その類似問題を繰り返しやりました。
　また、地獄の特訓塾は大学も春休み中だったので、学内講座以上に、自宅での受講後の復習に重点を置きました。毎回多大な宿題が課せられましたが、限られた期間、最後のラストスパートをかけるには、もってこいの講座だったと思います。もちろん毎回出席しました。毎回の講座で勉強する中村先生の数的の「コツ」で3月まで苦手としていた、空間把握や資料解釈も得意になり、本番でも中村先生の「コツ」に助けられました。3月くらいになると、試験のことについて色々と不安が募りますが、教養問題から論作文、その他あらゆることの相談に乗っていただけたので、精神的にも助けられたと思っています。

私は、「数的処理」を解くときに必ず時計を近くに置いて、かかった時間を問題の近くに書き込むようにしていました。解けても時間がかかりすぎるのでは点数が伸びないので、コツコツと継続し、最終的には問題を解くスピードが身につきました。
　私の一番のお勧めテキストは、中村先生著の「司法書士の憲法」です。このテキストは、地獄の特訓塾で頂いたのですが、これを3回熟読するだけで、ほとんどの「政治」分野は解けるようになりました。公務員のほとんどの試験のはじめは、この「政治」の分野から出題されます。始めのほうの問題が確実に解けることで、落ち着いて試験に臨むことができ、全体的にも点数が安定して取れるようになったので、是非このテキストをお勧めします！！！！

私が、実際に公務員試験を受けているときに記憶として出てきたものは、独学でやったことよりも、講座でやった内容でした。もちろん、予習・復習を含めた「講座の内容」です。独学にメリハリをつけるためにも、学内講座や特訓塾に参加することは、大変効果的だと私は思います。
　私もそうでしたが、勉強すればするほど、試験が近くなれば近くなるほど、不安や緊張は高まってくると思います。しかし、公務員試験を勉強する時期は、自分の将来を決める大事な一つの期間だと私は思います。皆さんも将来の夢や目標に向けて頑張ってください！！