- 2012-02-05 (日) 10:18
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亀岡市教育委員会との仕事は終えたが、
わたしには「宿題」があった。
教えてもらった女性の連絡先は
手帳に貼り付けてあり、
常に私の目に入ってきた。
会う約束はしたものの、
迷いがあった。
会って、
再び「部落差別はほかの差別とは違う、特別な差別だ」と言われても
わたしは頷けないからだ。
夏の間じゅう迷い
暑さがようやく柔らいだ頃、
「でも約束したから」と心が決まった。
会うなら寒くなる前がいいだろう。
電話をすると女性は
「いやあ、うれしいわあ」と繰り返し、
とても喜んでくれた。
10月8日(土)の午後、
京都駅で落ち合うことにした。
電話を切った時、
わたしの気持ちは「これでよかったんだ」と晴れやかだった。
会う以上はまっさらな気持ちで向き合い、
もう一度学び直すつもりで話を聴かせてもらおうと思った。
つづく。
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