'12/4/27
サンフレ社長、再建へ手応え
J1サンフレッチェ広島は26日、広島市中区のホテルで株主総会を開き、2011年度(11年2月〜12年1月)決算を承認した。当期純損失は700万円で2期連続の赤字となったが、赤字幅は10年度の2億6500万円から大幅に縮小した。
売上高は7100万円増の26億7600万円。東日本大震災の影響による日程変更の影響もあり、入場料収入は6600万円減となった。一方、スポンサー料の増額などで広告料収入が2億2700万円増えた。
また、20億円を超える累積損失の解消のため、三月の臨時株主総会で承認された、資本金21億円を99%取り崩す減資と、第三者割当増資の現状を報告。減資は今月に効力が発生。5月10日が振込期限の約2億円の増資についてもめどが立った。本谷祐一社長は「予定通りいきそうだ。再建への第1段階はクリアできるだろう」と説明した。
5カ年計画初年度の今期は1300万円の黒字を見込む。