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部落差別は「特別な差別」なのか? 14

 

2月1日以来、亀岡市教育委員会からの連絡はない。

わたしが求めた説明、撤回、謝罪もせず、

向こうが求めてきた「お話合い」の調整もせず。

今後の展開はリアルタイムでオープンにしていく。

亀岡市教育委員会は、自分たちが出した文書や

職員の発言に責任をもってもらいたい。

 

 

 

そして、わたしの胸には今もあの女性の

「部落差別はほかの差別とは違う、絶対に許せない差別なんです」という

強い口調が響いている。

この間の”騒ぎ”の間もずっとそのことを考えていた。

部落差別は、今もはっきりと「ある」。

それがどんなに日常にさり気なく、しかし強固に存在し、

どれほど決定的にひとを傷つけるかを見聞きしてきた。

本当に、ほんのひと言で、いや仕草ひとつで、

ひとの心は死ぬに等しいほどの打撃を受ける。

しかしそれは「ほかの差別」にも共通している。

比べられるものじゃないし、比べるものでもないだろう。

「部落差別はほかの差別とは違う」と感じたり主張したりするのは

そのひとの自由だが、

それをひとに押し付けるのは違うだろう。

それでも「これは言っておきたい」「伝えたい」ということがあるなら、

真っすぐそう言えばいい。

「えせ同和行為だ」などと中傷(としか思えない)したり、

「問題になっている」と思わせぶりに触れ回ったりせず、

本人に指摘すればいい。

そこから新たな対話が始まるのではないのか。

 

このテーマについては、もう少し時間をかけて考えていきたい。

いったんここで締めます。

 

 

 

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