- 2012-02-21 (火) 22:29
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2月1日以来、亀岡市教育委員会からの連絡はない。
わたしが求めた説明、撤回、謝罪もせず、
向こうが求めてきた「お話合い」の調整もせず。
今後の展開はリアルタイムでオープンにしていく。
亀岡市教育委員会は、自分たちが出した文書や
職員の発言に責任をもってもらいたい。
そして、わたしの胸には今もあの女性の
「部落差別はほかの差別とは違う、絶対に許せない差別なんです」という
強い口調が響いている。
この間の”騒ぎ”の間もずっとそのことを考えていた。
部落差別は、今もはっきりと「ある」。
それがどんなに日常にさり気なく、しかし強固に存在し、
どれほど決定的にひとを傷つけるかを見聞きしてきた。
本当に、ほんのひと言で、いや仕草ひとつで、
ひとの心は死ぬに等しいほどの打撃を受ける。
しかしそれは「ほかの差別」にも共通している。
比べられるものじゃないし、比べるものでもないだろう。
「部落差別はほかの差別とは違う」と感じたり主張したりするのは
そのひとの自由だが、
それをひとに押し付けるのは違うだろう。
それでも「これは言っておきたい」「伝えたい」ということがあるなら、
真っすぐそう言えばいい。
「えせ同和行為だ」などと中傷(としか思えない)したり、
「問題になっている」と思わせぶりに触れ回ったりせず、
本人に指摘すればいい。
そこから新たな対話が始まるのではないのか。
このテーマについては、もう少し時間をかけて考えていきたい。
いったんここで締めます。
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