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部落差別は「特別な差別」なのか? 8

さらに「部落に対する差別や偏見を助長すると思われる表現もない」と言われた。

「だからこそ、社納さんの問いかけに対して

きちんと答えられないのではないか。

それにしても自分にはまったく理解できない」というのがそのひとの感想だった。

確かに明白な差別表現やえせ同和行為があれば、

とっくに具体的な指摘をしてきただろう。

「誤解を招きかねない表現」だったとしても、

それをきちんと伝えてくれば

わたしも考えようがあるし、向き合う気持ちにもなれる。

だからこそ個人的に件の女性に会いに出かけたのだ。

その後、さらに別の事実を知ることになる。

女性の関係者が

「社納さんの講演が亀岡で問題になっている」とあちこちで言っていた。

ここでも具体的な内容はあきらかにしなかったという。

たまたま近くにいた人が聞き、

言いにくそうに伝えてくれたので知ることができた。

その時期を確認すると、

留守番電話に女性からの「本を送り返してほしい」という

メッセージが入っていた頃だった。

その直後から教育委員会とのやりとりが始まっている。

何がなんだかわからない。

しかし、教育委員会にしろ、女性の関係者にしろ、

わたしと正面から向き合おうとせず、

わたしの気持ちや立場をまったく無視したうえに、

生活や仕事をかき乱しているのは確かだ。

かといって、女性の関係者に連絡をとる気にはなれなかった。

どこかの組織として動くならともかく、

いわば個人が人の悪口を触れ回るようなものなのだから

よほどの支障がないかぎり、ほうっておくしかない。

聞かされた人が好きなように判断してくれればいいし、それしかない。

しかし亀岡市教育委員会は、

相変わらず「話し合い」を求めてきている。

12月29日、ついに教育委員会のいう「問題」を羅列した文書が届いた。

 

つづく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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