NHK宮城県のニュース　仙台放送局

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仮設住宅で息子が母親を刺す

２６日午前、仙台市太白区の仮設住宅で４１歳の息子が、７３歳の母親の首を果物ナイフで刺したとして、殺人未遂の疑いで逮捕されました。２６日午前１１時ごろ、仙台市太白区あすと長町の仮設住宅で、住民から、「男が母親を刺して、母親が倒れている」と警察に通報がありました。
警察が現場に駆けつけたところ、仮設住宅の敷き地内で、女性が首に果物ナイフを刺したまま、血を流して倒れていたということです。警察は、現場近くにいた渡辺輝夫容疑者（４１歳）を、殺人未遂の疑いでその場で逮捕しました。
女性は渡辺容疑者と暮らす７３歳の母親で、病院に運ばれ手当を受けていますが、意識はあり、会話もできるということです。
渡辺容疑者は警察に対し、「殺そうと思って刺した」と容疑を認めていると言うことです。
渡辺容疑者は山元町にあった自宅が被災して、仮設住宅に母親と２人で暮らしていたということです。現場はＪＲ東北線の長町駅から南に、およそ８００メートルほどのところで、仮設住宅にはおよそ２２０世帯が暮らしています。

04月26日　19時19分

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