京都弁護士会によるセクハラ事件隠蔽 続き
昨日、4月25日に朝鮮学校から訴えられている例の裁判の口頭弁論に行ってきました。本運営ブログの前回の裁判報告において、当方の側で傍聴に来ている女性がセクハラの被害に遭った事、その加害者がいつも在特会の活動に張り付いている人物(芝園団地にも同志社大前にも亀戸にも文科省前にも現れた左翼と思われる男)である事、そしてそのセクハラ事件を京都弁護士会が隠蔽している事を書きました。昨日の口頭弁論におきましてもその男が裁判の傍聴に来ておりました。当然、加害者からも京都弁護士会からも被害者に対する謝罪の言葉なんかありません。ここまで来ると京都弁護士会による組織的な嫌がらせとしか思えません。その男が起こしたセクハラ事件が原因かどうか分かりませんが、昨日の京都地裁は過剰だと思えるくらいの警備体制でした。裁判所の職員がセクハラ事件の加害者側(すなわち朝鮮学校支援者)とセクハラ事件の被害者側(すなわち在特会側)とを分断し、両者の接触が無いよう厳重な注意を払っているようでした。当然ですが、被害者側が不利益を被っており、傍聴券抽選の列に並ぶこともできず、加害者側の受け取りが終わってからこっそり抽選のリストバンドを受け取りに行かなければなりませんでした。また、抽選の締切時間間際の駆け込みも被害者側は一切できませんでした。京都弁護士会はこのセクハラ事件を隠蔽しようとしておりますが、当方が被害を受けており、それによって更なる不利益を被っている以上、黙っている訳にはいきません。正式にセクハラ事件と隠蔽の事実を認め、再発防止策を打ち出すまで、しつこくこの事件について言及してやろうと思います。
さて、裁判の方ですが、大きな動きがありました。裁判長が4月の人事異動で変わりました。前の裁判長と違ってやる気が全面に出ております。裁判の内容に結構、興味があるような印象を受けました。新しい裁判長になって1回目の口頭弁論ですが、まずは原告(朝鮮学校)側弁護士から冒頭陳述みたいなものがありました。被告(在特会側)は差別主義者だとか、朝鮮学校への攻撃は差別主義に基づいているだとか言いたい放題言ってくれましたが、よくここまで次から次へと人の悪口が言えるものだと思います。本当にレッテル貼りがうまい方々ですので、本気で在特会にヘッドハンティングしたくなりました。また、連中特有の正義感に基づいて意気揚々とお話ししてくれるものですからツッコミ処も幾つか出てきました。一例ですが、原告弁護団によると日本国憲法第14条における法の下の平等とは合理的な区別を可とするのに対し、人種差別撤廃条約ではそれが無いとの事でした。確か人種差別撤廃条約では、第1条で合理的な区別(市民と市民でない者の区別)は可とする条文があったと思います。原告側弁護士の話を聞いていて、あらゆる差別も区別も駄目だよという趣旨で書かれているのは確か世界人権宣言とか国際人権規約とかそういった類いのものではなかったのでは、と思っておりました。言ってしまった以上、引くに引けなくなってしまったのでしょう。
その後、被告側から応酬の冒頭陳述を行い、徳永弁護士がアドリブでやってくれました。当初、被告側から冒頭陳述を行う予定は無かったのですが、原告の方が事前の準備書面提出も無しにいきなりやってくれたものだから、仕方無く応酬したといった感じでした。それでも「朝鮮学校の教育そのものがヘイトスピーチである」と実に的を射た発言をしてくれまして、朝鮮学校を支援する側の傍聴人から抗議のざわめきが聞こえました。双方の冒頭陳述の後、進行協議に入りまして、次回、6月20日(水)の15時に勧進橋児童公園に集合して現地見学会を行う事が決まりました。裁判長がデモ行進のルートを実際に見てみたいとの事です。せっかくだから公式サイトで会員の皆さんに参加を呼びかけて、幟,プラカード,拡声器持参で裁判官公認の楽しい現地見学会にしようと、頭の中で計画を練っておりましたが、そのアイデアは没になりました。裁判が終わって、我々が打合せを行っている時に書記官から徳永弁護士宛に電話があり、その見学会に来るのは弁護士だけにしてくれと言われたそうです。そうは言っても、デモ行進を企画した本人がいた方が良いだろうという事で、被告側から1人選出する方向で話を進めます。大勢で現地見学会を行うということにはなりませんので、注意下さい。
そして、今後の証人尋問の予定についても話し合いがありました。原告側としては、どうしても会長を証人尋問に引っ張り出したいようです。私の悪い習慣でそういう時にどうしても良からぬ妄想をしてしまうのですが、原告と一緒になって会長を吊るし上げたらきっと面白い事になるだろうな、と思っていました。「桜井誠の唯一の友達である大日本愛書連総裁 天国太平と何回肉体関係があったのか」等々、会長へのくだらない質問内容を考えながら原告弁護士の話を聞いておりました。会長を証人尋問に引っ張り出したい理由は、カリスマ性があるから、被告八木にはそれがないから、ということ、それから在特会が会長の独裁であるから、とのことです。弁護士のくせにカリスマ性という非論理的な言葉を使って理由を組み立てるなよと思いました。そして、もし会長の独裁だったら私なんかとっくの昔に粛正されているよ、と思いました。在特会は会長はじめ執行役員の権限が強いのも事実ですが、会則に基づいて民主的に運営が行われております。独裁ではありません。前述のセクハラ男といい、この的外れな事を平然と言ってしまう弁護士といい、敵方の図々しさには驚くばかりです。これくらいの度胸を我々も持つべきではないかと思いました。
以上、昨日の裁判の報告でした。次回のその次は7月11日(水)14時開廷の予定です。裁判で何か動きがありましたら報告、告知いたします。
平成24年4月26日
在日特権を許さない市民の会
副会長 八木康洋
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