「ＡＫＢ握手券売ります」虚偽書き込みで現金詐取容疑　１７歳少年逮捕

　アイドルグループ「ＡＫＢ４８」の握手券を売ると嘘をつき、現金を詐取したとして、警視庁少年事件課は、詐欺の疑いで、東京都台東区のアルバイト従業員の少年（１７）を逮捕した。同課によると、少年は「ＡＫＢに興味はないが、簡単にカネが入ると思ってやった」などと容疑を認めているという。

　逮捕容疑は、２月６日、インターネットの会員制交流サイト「ｍｉｘｉ（ミクシィ）」に、握手券２２枚を２万５０００円で売るという意味で、「握手券２２枚２５Ｋで売ります」と虚偽の書き込みをして、閲覧した和歌山県田辺市の女性会社員（２２）に約２万５千円を振り込ませ、だまし取ったとしている。

　少年は握手券を１枚も持っていなかった。同課は、昨年１１月末〜今年２月初め、同じ手口で約１５人に計約３０万円を支払わせたとみて調べている。

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