ＡＳＥＡＮの一行 仙台を視察

4月26日 16時37分

ＡＳＥＡＮ＝東南アジア諸国連合の経済担当相などが仙台港を訪れ、震災から１年余りたった復興の状況を視察しました。

ＡＳＥＡＮ１０か国の経済担当相らは、２５日から２８日までの日程で日本を訪れ、災害からの早期復旧の在り方や域内の貿易促進などについて、政府や財界の関係者と意見を交換します。
２６日は、津波で大きな被害を受けた仙台港を訪れ、取扱量が震災前の６割まで回復したコンテナターミナルなど、震災から１年余りたった復興の状況を視察しました。
同行した経済産業省通商政策局の佐々木伸彦局長は「震災からの迅速な復興をアピールし、東南アジアと東北地方の企業のさらなる貿易促進につながることを期待しています」と話していました。
一行は、宮城県大和町にある自動車関連企業を視察したほか、仙台市で開かれたシンポジウムにも参加しました。