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大飯原発 地元で住民説明会開催へ4月26日 5時47分
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関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡り、地元の福井県おおい町で26日夜、住民説明会が開かれ、経済産業省の副大臣らが原発の安全性や運転再開の必要性を住民に直接、説明します。
おおい町は説明会で出た意見を踏まえて運転再開を判断するとしていて、住民が国の説明をどう受け止めるのか注目されます。
大飯原発3号機と4号機の運転再開を巡り、枝野経済産業大臣は今月14日、福井県とおおい町に運転再開への理解を求めたのに対し、おおい町は運転再開を判断するには住民の理解が欠かせないとして住民説明会を開くよう国に求めていました。
26日午後7時半からおおい町の施設で開かれる説明会では、経済産業省の柳澤副大臣が政府が決めた安全基準を踏まえた大飯原発の安全性や、運転再開の必要性を直接、住民に説明したうえで、住民の質問や意見に答えることになっています。
説明会に出席できるのは地元の住民に限られ、700人余りが出席する見込みだということです。
おおい町の時岡忍町長は、説明会で出た意見を踏まえて運転再開を判断するとしていますが、住民の間でも運転再開を巡る政府のこれまでの対応に不信感が高まっているだけに、住民が国の説明をどう受け止めるのか注目されます。
時岡町長は「国には分かりやすく、住民が十分判断できるよう、原発の必要性について特に力を入れて説明してもらいたい」と話しています。
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