埼玉

　地酒を楽しむ集い「第８回世界鷹ささの会」が、さいたま市中央区のホテルブリランテ武蔵野で開かれ、愛飲家約２６０人が参加した。小山本家酒造（さいたま市西区）が「金紋世界鷹」などの売り上げの一部１２３万４１００円を県ＮＰＯ基金に寄付し、上田清司知事から感謝状が贈られた。

　同酒造を中核とする「世界鷹小山家グループ」（小山景市会長）が全国６社７工場で生産する清酒を地元で酌み交わす会。「きき酒コンテスト」も開催され、利き酒伝道大師の認定証も出された。

　埼玉地酒応援団の原宏団長（武州ガス取締役会長）が「一杯のお酒で情も深まる。仲良く飲んで世界平和に努めましょう」と祝辞。小山会長は「埼玉県の県政は１４０年だが、うちの酒造は２０３年の歴史。途中何度も危機があったが、地元のみなさんのご支援で乗り切ってきたことに感謝申し上げたい」とあいさつした。