2011-10-26 『愛媛マラソン募集方法不満』に賛成
今朝の愛媛新聞、読者の広場に、今治市にお住まいの76歳の方からの投稿がある。
76歳のこの方、ネットエントリー操作に自信がなかったのか、
店員さんにエントリーを頼んだそうな。
ところが、申し込み殺到でサイトにつながらない。
(これは、えつじろう部長&俺が体験したままのことだろう。その様子 → http://d.hatena.ne.jp/peacepiece/20110901)
それで、なんだかんだで3時間経ってしまい、定員に達してしまったそうな。
やむなく郵便振替で申し込んだが、落選の通知が届いたそうな。
この方は不満に感じている。
ネット先着6000人と、あとは郵振で抽選1000名というやり方が、ふに落ちない。
全部ひっくるめて抽選にすべきだと主張していらっしゃる。
この方の言いたいこと、よく分かる。
これは愛媛マラソンに限らず、全国の人気マラソン大会のほとんどがそうだが、
マラソン大会に出るには、何よりもパソコンの操作に慣れていないと出られない。
という現状、なんとかしてあげたいよ。
今のままでは、マラソンに出たい人は、ランニング練習の前にパソコン練習をすべきだ。
えつじろう部長と私も、ある「裏技(?)」をも駆使して、なんとか全員分のエントリーができたぐらいだ。
76歳のこの方、9月1日の正午からしめきられるまでの時間、もどかしかったことだろう。
さんざん待った後、しめきられたと聞いて、歯がゆかっただろう、悲しかっただろう。
マラソンが大好きなお年寄りに、なんでそんなつらい思いをさせなければならないのか。
そんなんで、『市民マラソン』って、なんのこっちゃと思う。
(携帯電話取扱店の店員さんも、おつかれさまでした…。)
私は、たとえば『60歳以上の愛媛県民枠1000名』など、特別優待枠を作ってあげて然るべきだと思う。
また、『今までの参加回数10回以上の選手枠1000名』といった枠も。
あらかじめルール決まりがある申込方法。人それぞれに出たいために努力します。
その方も直前に人に頼むという努力したと思います。
その方異常にルールに従い事前に前準備して努力して申し込まれた方もいると思いますよ。
エントリー開始日に携帯電話取扱店に持って行ったそうですが登録からだとパソコンでも携帯でも、慣れてる方でも難しいですね。店長さん何時間も、かわいそうです。
『60歳以上の愛媛県民枠1000名』など、特別優待枠とありますが
時間の取れない方、59歳は?陸上登録者は?・・・。
そのために何ヶ月も前から申込ルール決めてるのではないでしょうか?
ご老人は自分への苛立ち、ムカつき、悔しさからくるストレスの転化でしょうか?
結局、特別扱い無しの申込者全員の無差別抽選しかないです。
最近の人気あるマラソン大会のエントリー大変ですね。
震災以降、全国的にマラソン大会中止が相次いで
マラソン好きのランナーさんはいろんな大会に出てると聞いてます。
人気大会の地元の方でエントリーに不満に感じている方は多いと思います。
全て抽選にすれば解決しますね。
愛媛マラソンは人気ある市民マラソン大会のようですので
その分、地元の方は出れなくなる確率が高くなります。
人気があるほど全国から若い人〜老人まで申し込んできますよ。
それもみなさん申し込みに前準備は必ずしています。
エントリー開始日店員さんに頼んだそうですがエントリー方法、注意事項知ってたのでしょうか?
あまりにも無謀な頼み方ですね。
簡単にすぐ出来ると 思い込んでたのではないですか?
パソコン・携帯操作の不慣れな人は、その老人だけじゃないのです。
みなさん申し込みに懸命になってますよ。
あと、特別優待枠というのは何を基準かが問題です。
その76歳の老人に合わした特別枠なんでしょうね。
同じ年代で自分自身申し込み努力や人に頼んだりして申し込まれた方、
ブログで何人か拝見しています。その方は出来なかったネタミですか?
残念ですが申し込みは関係者が決めたルールなんです。
老人特別優待枠設定すれば、他の方も対応しないとね。
特別枠ができると他の方が外れることをお忘れなく。
この場合の同情は、なにか変です。
自分と意見が違う人と会うと、何としても相手の意見を変えたいと思う。
しかし、当然相手はその老人に対してガンとして変わらない。
そして老人はダダをこねて自分のした事に意固地になる。
ご老人はまず自分が合わせること。
まして、事前にルールが表示してるのですからね。
ルールに文句いうのは勝手ですが、よく考えて言いましょう。
安易に受けた店員さんは事前準備してないがために焦るだけで、
焦れば焦るほどに奈落の底に突き落とされるような感覚に陥ります。
肝心な準備をしていない事が大半です。
これではご老人さんの結果はでないですね。
厳しいようですが、手に入れたいエントリー結果はご老人自身、決断の問題です。
こういうのは愛媛だけじゃないですよ。
愚痴を投稿してる愛媛の新聞も話題が無いのですね。
以下私のコメントに対する意見や批判等は上のメールアドレスに直接お願いします。
この場を議論の場にするのは迷惑がかかりそうなので。
さて、上記でコメントされている方々はそれぞれマラソンに対して熱い情熱や考え方を持っているとお見受けします。
私はエントリー開始から数分ですんなり申し込みできた人間で、
むしろ現行のネット先着申し込み+少数抽選ルールが続く限りかなり有利な状況にあるのですが、
しかしながら、このブログ主や新聞記事の76歳のランナーとは違った方向の不満・要望・私案を持っています。
まず例の愛媛新聞の投稿記事を読んでない方多いと思いますので、簡単にまとめます。
特にコメント書かれたはぜひとも目を通していただければ。
・この76歳の方は申し込み開始のタイミングで携帯ショップ店員に携帯からランネットにアクセスしてもらったけどサイトに繋がらなかった。
・事務局に問い合わせると「申し込み殺到でトラブル発生中」との回答。
・しばらくして、「トラブルが解消されました」と言われたため再度アクセスするも繋がらない。
・再び問い合わせたところ事務局から「携帯電話の機種によっては繋がらない」と言われた。
・その後定員に到達したことを知り諦める。
・携帯の機種がランネットに対応してなかったのが原因だろうと考えている。
・あきらめて抽選枠に申し込んだけども落選。
・なぜネット先着6000人抽選1000人にしたのかやはり納得できない。
完全に抽選にするのがより公平なやり方だ!
というのが新聞記事に書かれていた内容の抜粋です。
補足?申込開始から4時間10分で定員到達。この間事務局は4回にわたりHP上で混雑の状況説明とお詫びを更新。
補足?ランネット公式HPではQ&Aに携帯電話でのアクセスについて「全機種の実機テストはできておりませんので、ご利用いただけない機種もあります。」と表示。
っていうかそもそもアクセスできなきゃそのQ&Aも見られないじゃんww
さて、ここまででどうでしょうか?
私の意見について長くなるので後述します。
このコメへの意見はこちらに
runehime.jb@gmail.com
マラソン大会募集方法への不満というのは全国どこの大会でもあるようで、
先月号の月刊ランナーズかクリールでも1ページ使って取り上げてましたね。
さて中には「ルールが前もって決められているから」という前提の話も出てますが、
現実として
・異常なまでのランニングブームの中で全国のマラソン大会を取り巻く環境が変わりつつある。
・愛媛マラソンは市民マラソンに生まれ変わってまだ3回目。
応募人数は想定以上のペースで増えつつあり、その運営方法自体、現在進行形で模索中
・現在の募集方法に不満を抱いている人が多数いる。
・今回はテーマはその募集ルールそのものに対する意見
という点は整理しておく必要があると思います。
愛媛マラソンは新しく生まれ変わって間もない大会であり、
それを取り巻く環境・状況が事務局側の想定を上回るほど加速度的に変わりつつある現在の状況なら
新聞記事の76歳のランナーやこのブログのように
そのありかた・募集方法などの「ルール」に関する議論・意見・要望が出るのは当然なのではないでしょうか。
彼らの「不満」というのは言い換えれば「事務局への次回以降の意見・要望」ですよね。
市民マラソンというものはそういったランナー達の様々な意見・要望を吸い上げて成長していくものです。
たとえば今回、マラソンコースが変更になりました。コースというのもひとつの「ルール」です。
これは旧コース(鴨川のバイパス合流点?)という「ルール」が参加人数の増加に対応できなかった為変更になったのです。
では今回の募集方法という「ルール」は参加人数の増加に十分対応できていたでしょうか。
私は十分対応できていたとは思いません。
ではまず、今回のランネット経由での先着順というルールについて考えてみましょう。
申し込むための努力という話が出ましたが、申し込むための事前の準備・努力は「どうしても出たいという熱意・姿勢の現われ」ということですね。私も同意します♪
しかしながら少なくともある特定の人たち(ネットに不慣れな人・仕事などでエントリー開始時に時間を確保できない人・携帯の機種が対応してなかった76歳のランナー等)には特別な(ともすれば過剰な)努力を強いらなければならない申込方法というものは明らかに公平・平等ではありませんし、
スポーツ大会・競技会の申込方法としては十分に議論の余地があるのではないでしょうか。
まぁ、マラソンでもなんでもそうですが、公平ではないルールに対して不満や意見が出るのは当然のことと思います。(後述しますが私は公平・平等であることは必ずしも正しいとは思いません。)
それにもし、この老人の言うとおり特定の携帯端末からはアクセスできないのであれば、その旨をパンフレット等に明示するべきだったはずですが、大会要項にその旨は書かれていません。
この老人からすれば、申込が始まった後に今まで知らされてなかった「隠しルール」を宣告されたことになります。
もしこの方の立場だったらどうでしょうか。不満を言いたくなるのも自然なことだと思います。
次に、対案として出された無差別抽選について考えてみましょう。
ルールとして確かに公平だと思います。
しかし、ここからは完全に私見ですが「公平だから必ずしも正しい」とは思いません。
市民マラソンとは言ってもあくまで記録・順位のつくスポーツ大会・競技会なのを忘れてはいけません。
しかも愛媛マラソンは50年も続く伝統の大会です。
「それを目標に何年も毎日努力して練習している人・招待選手じゃないけど優勝や上位を目指している人・実績のある人たち」と
「軽い気持ちでノリで申し込んでみた人・なんの練習もしてない人・お祭り気分で参加したい人たち」が完全に同じ方法でふるいに掛けられることが正しいとは思いません。
というか完全に間違っていると思います。
最後に抽選方法に対する私なりの意見・提言。
東京マラソンや名古屋ウィメンズマラソンの「エリートの部」みたいなのを年代別に超拡大・資格タイムも超緩和した枠を3000人くらい設けて、あとは完全抽選という案です。
(例えばですが、・30才台男子は陸連登録者で過去2年以内にフル〇〇分以内。ハーフ〇〇分以内の公認記録を保持。 陸連未登録者でも過去2年の愛媛マラソンで〇〇分以内または愛媛陸協指定の県内ハーフ大会で〇〇分以上の記録。
40台は・・・。これを10〜100歳台まで10才刻みの年代別・男女別で資格タイムを変えて設定していくみたいな感じで3000人、あとは完全に抽選)
複雑にはなり事務方の労力は増えるでしょうけど、参加者は結構納得してくれるんじゃないかと思います。
まぁ私は事務局の中の人ではないので、言いたいことはなんとでも勝手に言いますww
もし事務局の中の人が「愛媛マラソン・不満」とかで検索してこのコメント見てくれたらラッキーって感じなので。
なんか長いコメントでブログ汚してしまってすみません。
この2つのコメントに対してなんか批判等議論したい方、
これ以上このブログに書くのは迷惑になるので私のメールアドレスunehime.jb@gmail.comに直接どんぞ。
坊っちゃんランランラン私も出ます。
たしかに。どんな大会でもそうですが、(申込の結果がどうであれ)
忙しい中時間を割いて懸命に大会準備をして下さっている関係者の方々への感謝の気持ちというのは
、まず一番大切なことですね。
大会運営のため協力できることは最大限行い、
トップアスリートもファンランナーも、ランナーだけではなく
多くの関係者・応援してくれる方々・コース周辺の方などみんなが満足できるように
我々ランナー自身なにができるか・どうあるべきかをもう一度良く考えて
より良い形でその大会がずっと続いていくよう協力して頑張っていかなければいけませんね。
進化させましょう!
ブログ主さん、コメ欄を勝手に使いまくってすみません。これで最後にします。
unehime.jb@gmail.com