今井メロの過去・第２話
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それから私は、あてもなく家を飛び出し
大阪ミナミ（東京で言うと歌舞伎町である）の街へでた・・・。
その頃の私は、もう何もかも嫌！スノーボードなんか辞めて
自由になりたい！！
今まで我慢してきたぶん遊びたい！！
そんな思いでいっぱいだった・・・
でも・・・遊ぶお金なんてなかった・・・
だから私は夜の世界へと飛び込んだ。
そう・・・始まりはキャバ嬢・・・
でも物足りなくてクラブ嬢にまでなっていった・・・
だが、少ししたある日・・・
店長からの電話。
店長： いきなりやけど週刊誌みた？
私： えっ！？いや見てないですけど・・・どうかしたんですか？
店長： とにかく見ろ！
私は週刊誌をコンビ二で片っ端から購入した・・・
ついには新聞まで
そう・・・全ての記事に・・・
オリンピック選手 今井メロがデリヘル嬢！！
だとか・・・
オリンピック選手がキャバ嬢！！
だとか・・・
胸が苦しくて切なかった・・・
それから店の女の子、お客様、友達、家族、彼氏・・・
みんなから電話があった。
内容は度肝を抜かれるような事だった・・・
お前キャバ嬢じゃなかったん？っと友達。
風俗まで手だすとか、そんなに求めてるんか？満たしたろか？っと客。
何を考えてるの？あなたの性格上、風俗はやってないって
分かってるけど、何キャバクラで働いてるのよ・・・
もうマスコミなんて連れて帰ってきても知らないからね！！
自業自得です。っと母親。
へぇ～副業で風俗とか、まぢウケル！っと店の女の子。
いくら稼げるん！？っと彼氏。
もう・・・死にたくなった・・・
私は毎晩、笑いながらリストカットを繰り返してた・・・
深く切りすぎて３度ほど救急車で運ばれ縫ったりもした
今でも時々、マスコミの噂は本当だったんですか？っとか、
私をからかっているのか、一緒に風俗店○○で働きましたよね？っとか・・・
できることなら私と変わってもらいたい・・・
そうすれば口が裂けても、そんな事きけないから・・・
それに、他人事だから皆いうんだよ！！っとか言うなら・・・
私は言いたい。他人事なら首つっこむな！！ってね
そんな日々が続き店も辞めて私は、酒に浸った・・・
毎晩１人酒
もう涙を流しながら笑ってた・・・
前向きに！！なんて、なれるはずもなかった・・・
だって・・・
次回へつづく