小沢元代表:出馬に含み…秋の代表選 無罪が条件
毎日新聞 2012年04月18日 20時21分(最終更新 04月18日 20時59分)
民主党の小沢一郎元代表は18日、インターネットの番組に出演し、野田佳彦首相の党代表任期満了に伴う9月の代表選に関する質問に対し「それが天命だとすれば、どんな役割でもする。日本に民主主義が定着するように、最後のご奉公をしたい」と述べ、自らの立候補に含みを残した。
元代表は政治資金規正法違反事件での強制起訴を理由に党員資格停止処分を受けており、代表選には出馬できない。ただ、26日の東京地裁判決で無罪となった場合、輿石東幹事長は処分を解除する方針で、判決次第で元代表の代表選出馬が可能になる。
一方、元代表は消費増税法案について「衆院本会議で採決する状況にまでたどり着けない。国民の大多数が反対するものが国会を通過することはない」と述べ、衆院採決には至らないとの見通しを示した。【田中成之】