太陽光1キロワット時=42円 経産省の再生エネ買い取り案甲府市の丘陵地に設置された太陽光発電所 再生可能エネルギーによる発電の普及を促す「固定価格買い取り制度」の詳細を話し合う経済産業省の調達価格等算定委員会は25日、太陽光で発電した電力を電力会社が買い取る価格を、消費税込みで1キロワット時当たり42円とする原案を決めた。 風力発電は23円10銭、小水力は30円45銭~35円70銭とした。買い取り期間は家庭用の太陽光(10年)や地熱(15年)を除き20年に設定。採算を確保するため、おおむね事業者側の要望に近い水準になった。 算定委は週内に枝野幸男経産相に報告する。価格が固まったことで、7月の制度導入をにらんだ発電事業者の事業計画が本格化しそうだ。 【共同通信】
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