フォト2012 ボランティア除染が本格化
電力各社も専門家派遣
2012/04/25
福島県と福島市は4月7日、14日に、全国からボランティアを集めて大規模な除染活動を福島市内で実施した。 電気事業連合会も、この活動に専門家を派遣し除染活動を支援した。
除染活動は長期間に及ぶことが想定され、多くのマンパワーも必要となる。 広い地域を除染するには業者の活用のほかに、ボランティアの協力が欠かせない。 今春から本格化する除染活動の起爆剤として、福島県と福島市は 「 “ふくしまからはじめよう” 共に取り組む環境回復プロジェクト」 の実施を決めた。 ボランティアを動員した除染のモデルケースとの位置づけだ。
ボランティアが葉や腐葉土を集め、袋詰めする作業に携わった
その第1弾となる活動の舞台は福島市民の憩いの場として知られる 「弁天山公園」。
除染活動には住民や市・県の職員などを含め大勢の人が集まった。 県外からのボランティアも多数参加。 電力業界では7日に中国、四国、九州の各電力会社と日本原子力発電、日本原燃、Jパワー (電源開発) から専門家が派遣、14日に実施した除染活動には、北海道、東北、中部、北陸、関西の電力5社が専門家を派遣した。
フォト2012 ボランティア除染が本格化
福島再生へ一歩
- 2012/04/25
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