'12/4/25
道の駅1カ月、売り上げ上々
三原市糸崎の道の駅「みはら神明の里」は24日、オープン1カ月を迎えた。売り上げは予想を上回り、順調なスタート。今後は、産直市で販売する野菜の安定確保に向けた体制強化や商品配置の見直しで、施設の魅力向上を目指すという。
指定管理者の道の駅みはらによると、1カ月間の売り上げは約5400万円で、目標だった3千万円の1・8倍。商品購入者は延べ約4万6200人に上り、来場者数はその約3倍とみている。
伊達和仁社長は「滑り出しは上出来」と分析。一方で、大型連休明けには来場者が減ると見込み「売れた商品の傾向などの分析を進め、戦略を練りたい」と気を引き締める。
課題として挙げるのは、施設の目玉の一つである野菜産直市の供給不足。出荷は農家など約160戸でつくる出荷者協議会が担うが、日々の出荷は15〜60戸程度にとどまり、特に週末は品薄の状態が続いている。今後は参加農家を拡大するとともに、連携を強めて安定入荷を目指す。
【写真説明】オープンから1カ月を迎えた道の駅「みはら神明の里」