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東京・赤羽名物は“赤いおじさん”…ってマンマやないか〜

週刊SPA! 4月24日(火)15時37分配信

★超局地的[街の名物人間]直撃リポート

 どこか気になる存在だけど、自分から積極的には近づけない……。そんな思いを街角の不思議な人たちに抱く人も多いだろう。だが、東京には彼らがイキイキ街に溶け込むパラレルワールドがあるらしい。その地は、北区赤羽。漫画『東京都北区赤羽』の著者で、多くの赤羽住人と交流を持つ漫画家・清野とおる氏と一緒に、ワクワクの赤羽巡りに繰り出してみた!

 某日夕方、清野氏と赤羽駅で待ち合わせ。いざ街中散策を開始! が、赤羽駅を出てすぐに、何やら赤い物体が視界に飛び込んできた。……あれは、何だ? すると清野氏が一言。

 「あれは、赤羽名物の“赤いおじさん”ですね。話しかけます?」

 “赤いおじさん”のお宅を拝見!

 よくよく見てみると、赤い物体と思っていたのは、全身赤い服装に身を包んだ初老の男性。これは、ぜひ接触せねば! ということで、早速声をかけてみた。すると、赤いおじさんこと大塚文夫さん(69歳)からは「何?」とご機嫌な反応。あ、なんかいい人みたい……。すでに赤羽ウォッチャーの清野氏とは顔見知り。そのためか、会って早々に「ウチ来る?」とご自宅にお招きいただいた。

 そこで、ご自宅にお邪魔すると……。赤い。全体的に、赤い。椅子やクッション、小物はもちろん、赤いテープがグルグル巻きにされた謎のベッドや机から、「赤」への相当なこだわりがうかがえる。そして、窓際にはぶらりと干された赤い女性ものの下着が。まさに、真紅のカオス。それにしても、なぜこんなに赤が好きなのか? 

 「うーん、まあ、赤はほかの色に比べたら、ちょっと好きっていうぐらいで、そこまで大好きなわけではないんだよね。ちょっと前は、全身緑にしてたしね。最近はイメチェンしたくて、黄色い服を探しているんだけど、意外と見つからなくて。もし黄色の服が手に入ったら、全身黄色で歩きたいねえ」

 なんで赤い恰好をしているのかは全くわからなかったが、大塚さんが黄色い服を手に入れられることを祈りつつ、家を後にした。

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最終更新:4月24日(火)15時37分

週刊SPA!

 

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