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滋賀 安全検証委を来月1日に
4月24日 20時54分

福井県にある関西電力大飯原子力発電所の運転再開を巡って、滋賀県は、大飯原発の安全性などを独自に検証するため、専門家による委員会を来月1日に開くことになりました。

これは、24日に開かれた滋賀県議会の臨時議会で嘉田知事が明らかにしたものです。
嘉田知事は23日、牧野経済産業副大臣から大飯原発の運転再開の必要性などについて説明を受けた際、専門家による滋賀県独自の委員会を開いて安全性を検証し、県内の自治体や県民の意見も聞いたうえで判断を示すと述べています。
24日の臨時県議会で、嘉田知事は、専門家による委員会を来月1日に開くことを明らかにしたうえで、「施設の安全性をはじめとした幅広い観点から知見をいただきたい」と述べました。
委員会のメンバーは7人で、原子力や地震の専門家に加え、災害ボランティアのNPOなど幅広い分野の専門家が参加するということです。
委員会は複数回開かれ、大飯原発だけではなく、福井県の原発全体の安全性やリスクなどについても検討し、滋賀県の地域防災計画の原子力災害対策についても助言などを行うことにしています。

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